
がんちゃん
@mg925
2026年6月23日
センセイの鞄
川上弘美
読み終わった
再読
こんな話だったのか、と初めて読む気分で再読。
川上弘美さんの作品に初めて触れたのがこの小説だった。初めて読んだときは、つかみどころがなく、ずっともやーっとした夢を見ているような小説だと感じたけれど、今回は確かに自分も知っているなと思える感情が実はそこかしこに散りばめられていることに気づいた。人と出会うこと、再会すること、一緒に居続けるということを静かに考えさせてもらえた気がする。自分にもこの作品を味わえるだけの奥行きが少しずつ生じ始めたのかなと嬉しかった。
忘れたくない一節メモ
一人で今まで楽しく生きてきたはずだったのに、どうしたことか。
理由なく優しくされるのは、居心地が悪い。しかし公平に扱われるのは、気分がいい。

