
RIYO BOOKS
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2022年4月16日

富士 (中公文庫)
武田泰淳
読み終わった
もし宗教者と文学者がむすびつくところがあるとすれば、すべてのものは変化する、すべてのものは変化しながら結びつく、しかも、ほとんど不可能であるが、平等論にむかって、少しずつ動きつつあるということにおいてであります。しかも、これは定められたものではあるが、決してわれわれの力を拒否するものではない、われわれが、それに参加することを拒否するものではないのであります。
──武田泰淳『冒険と計算』
