
おだぎり
@h_odagiri
2026年6月25日
君のクイズ
小川哲
読み終わった
ミステリー
男はなぜ早押しクイズで一文字も問題を聞かずに正答できたのか?の謎を追うミステリー。
文が非常に読みやすく、粛々と手がかりを集めて一歩ずつ真相に近づく流れや、その中で折に触れあらわれる回想の空気感によくマッチしていて穏やかに読み進められる作品だった。競技クイズプレーヤー特有の思考法や視点なども感覚としてすんなりと理解できた。
1000万の賞金がかかった大会優勝の謎を追う壮大なミステリー!というよりは、真相そのものよりもそれを解き明かす過程やそれに思いを馳せることにこそ意味があるタイプの話に思えた。現時点で映画の方は予告以上の情報を入れていないが、登場人物や設定などからの先入観を持たずに読んだ方が面白いと思う。
それはそうと、『求められる役割』にBL妄想の男性キャラというのはいくらなんでも荷が重すぎるんじゃないか…??
