
ともえ
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2026年6月26日
フランケンシュタイン
メアリー・シェリー,
芹澤恵
抜き書き
「研究に打ち込むことで愛情が薄まるというのなら、本来であればなんの混じりけもない純然たる歓びであるはずのその感情を味わえなくなるというのなら、その研究は明らかに背徳行為であり、言い替えるなら人の道にもとるものなのです。人類がこの原則を常に忘れず、近しい者への愛情という心の平安を乱すような行為は断固として退けていたら、ギリシアが奴隷国家となることもなく、シーザーも祖国に情けをかけたにちがいない。アメリカが発見されて開拓されていく過程ももっと穏やかなものだったでしょうし、メキシコやペルーの帝国が滅びることもなかったはずです。」106頁