ひゃらりこ "金沢を歩く" 2026年6月27日

金沢を歩く
6月某日読了 去年の6月に約20年ぶりに金沢を訪れた。目的はスカート澤部氏とシャッポのツーマンライブだったが、金沢の町を流れる水路を見ることも目的の一つだった。 昔読んだ真崎守の漫画で金沢の兼六園は高い所にあるのに庭園内に水が流れているのは当時では珍しい工夫がなされていたから、と描かれていた記憶。これは低地から高地に水を流すときに使われるサイフォンの原理が生かされたのだろう。今は神戸や東播州近辺の疎水について少し知ったのでわかる。 歩いてみると街中の鞍月用水や辰巳用水、さらに犀川と金沢の水の風景はどこも魅力いっぱいだった。 ということでたまたまどこかの古本屋さんか古本市で見つけたこの新書を一年遅れで読む。かつて用水は暗渠化されその上は各家庭の駐車スペースになってしまっていたらしい。それを反対もされたが、市政が思い切って用水を覆う蓋を外し、近年は再び水が見えるせせらぎに整えて戻した。水の流れが見える風景はやはり情緒豊かだ。 10年前の本なのでまたここから変わったことも多いだろう。著者は元市長さんで金沢の町の魅力をしっかり作った方なのだと感じた。著者の姿勢には守るべき古いものを大切にしつつ、しかし新しいものを避けるわけではない柔軟さが感じられた。今年は石引ゲバゲバ盆踊りに行けたらなあ。用水巡りもまたしたい。
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