
雨
@ametrine
2026年6月27日
さよなら、ニルヴァーナ
窪美澄
読み終わった
苦しい。モチーフ的に救われないのは承知だけど、それぞれの地獄を見せつけられてひたすら落ち込んでしまった。
不当に蹂躙されてそのまま何もかもが壊れてしまうような事件は現実にもあって、誰しもが被害者にも加害者にもなりえると思うと本当に怖い。
周りからはわからなくても、似たような境遇で生きている人っていうのはきっとたくさんいるんだろう。
虐待、ネグレクト、DV、宗教、介護、いじめetc…
犯罪を犯す人のことを、彼らの境遇を引き合いに出して「自分とは別の世界の人間だ」と線引きしがちだけど、実際には地続きなんじゃないかな。
いつどう転んでもおかしくない中、その狭間で必死に抗いながら皆生きてるんだと思う。
普通ってなんだろう、なんて考えながら、せめて自分の身近な人だけでも気にかけてあげられる自分でいたいなと思った。

