積読家 "愛してるって言えなくたって" 2026年6月25日

積読家
積読家
@tsuntsundondon
2026年6月25日
愛してるって言えなくたって
率直にカバーのイラストが刺さり、ミーハー心で読んだ作品。 中年男性設定である主人公はかなりの読書家で、年齢や性格も相まって落ち着いた大人のイメージがあったのだが、転職した青年に対する思いもよらない好意に気づいてからは、人が変わったように心の内でのテンションが上がっている様が、ぶっちゃけ私の中での解釈違いであまりのめり込まなかった。仕事の場においても、結構単純なことで嫉妬や庇護欲が湧いて公私混同しちゃうんだな〜とちょっとだけ残念に思った。 ただ、飲料品企業が飲食店を巡って競争することは大変であり、その前線に立つ営業はコミュ力と肝臓力が大事なのだな〜とフィクションではあるだろうが、心中お察しした。 そして、一番驚いたのは後書きだった。「ブロマンスに関する短い考察と古典小説についての雑感」、正直著者がここまで古典作品とその歴史に精通している方であったことが意外に思った。そんな人が本の裏の内容紹介で「中年男が七転八倒する爆笑必死のラブコメディ!」と書かれるような作品を書くことを意外に思ったのだろう。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved