

積読家
@tsuntsundondon
- 2026年5月2日
さよならジャバウォック伊坂幸太郎読書日記読み終わった@ 電車主人公がよく「なんだかよく分からない」状態になっており、読者側もなんか雲を掴んでいるようななんかよく分からない感じがずっとあったけど、最後に何か仕掛けがあるのだろうと辛抱で読んでいたが、確かに最後の仕掛けは自分の想像を超えていた。それまでにあった伏線がちゃんと回収されてスッキリした。時間があれば2週目を読みたかった。 - 2026年4月26日
世界の力関係がわかる本千々和泰明読み終わった学び!感想自分の平和観を揺さぶられる衝撃的な本だった。自分が歴史や戦争の知識が乏しかったことを痛感し、一概に武器を持つことや平和憲法を変えることが戦争の道であるとも思えなくなってしまい、現政権がアメリカに媚びへつらっていることも、考えようによっては国防であることを知り、右翼アレルギーだった自分の中で迷いが生まれた。戦争がない世界が平和だと思っていたけど、核兵器の生成が可能になってしまった世の中で世界はこれまで一度たりとも平和な時はなかったのかもしれない。仮に核兵器を根絶したとしても、「作る方法を分かっている」時点で相手の脅威となり、相手に武器を持たせる。ならば自衛としてこちらも武器を持つべきだ、となれば軍拡大のスパイラルになる。 でも、この本を読んだ上で改憲は反対だし、武器輸出も大反対である。 ただ、「憲法を守ろう」だけじゃこの世界の平和へのコミットは不十分であると思った。答えはないけど、何ができるのか考え続けないといけない。 - 2026年4月17日
- 2026年4月4日
運動脳アンデシュ・ハンセン,御舩由美子読み終わった何事においても運動は良い影響を及ぼすから、とにかく習慣的にやや負荷のある有酸素運動をすることが大事なんだよ、ということを何度も何度も教えられる。 まことにおっしゃる通りである。 ・とにかく「週3、30分以上の運動」。ジョギングよりもランニングほどの心拍への負荷が大事。 ・安全な状態で「心拍数が上がり、徐々落ち着く」という経験を運動によって積み重ねる→自律神経が緊張している時に心拍数が上がっても落ち着いて対応することができる ・食欲、注意、報酬系など…ドーパミンが減っている状態だと、「欠乏」としてどんどんドーパミンを欲しがる→目の前の刺激への飛びつきや不注意に。 そして運動はドーパミンを増やすため、さまざまなコントロールに有効である - 2026年3月22日
独自性のつくり方田村正資読み終わった@ 電車前半は考え方メインであり、確かにと納得する部分が多かった。 後半は実践法がメインであり、こちらはメリハリつけて読ませれもらった。 個人的には、考え方の部分を吸収したい。 一方で、言語優位で高次な考えができる能力を持った人が生み出したハックであるとも思った。誰にでも実践可能なようには感じなかったからこそ、自分に合った取捨選択が大切。 以下、印象に残ったポイント ・ネットの普及により、「ちょっと頑張れば手が届きそうなロールモデル」とだけ競争することが難しくなってしまった ・自己満足をお互いのシェアする共存の仕方 ・競争や比較の比喩→列(最後尾にいたら意味がない、列の並びなおし)→中村文則『列』読んでみたい ・ユニーク→自己満足領域とみんなに理解される領域の重なる部分。ここを接続できるよう、自己理解を言語化する習慣が大切 ・経験🟰環境✖️技能・関心✖️行動目標 ・早いうちに手をつけて放置する→中途半端な状態でもいいから早いうちた一度手をつけ、課題から離れる時間を設ける。バックグラウンドで咀嚼されてひらめきの可能性を高める - 2026年3月21日
父の回数王谷晶読み終わった王谷晶の他の作品がとても面白かったため、短編集のこの本を読んでみた。 全体的に、登場人物の会話のテンポが好きで、本当に何か日常にありそうで、でもフューチャーされてない、わかりやすいラベリングというか、ジャンルで描けない人と関わる出来事それほど重たくもなく、でもしっかり書かれていたように思う。 私が1番好きだった作品は「リワインド」。また本のタイトルになっていた「父の回数」については、ちスッキリしない方面での衝撃的な展開だった。ただこれもまた、リアリティーを抱いた所以なのかなぁと思った。 - 2026年2月15日
ブレイクショットの軌跡逢坂冬馬読書日記読み終わった@ 飛行機逢坂冬馬は「同志少女よ、敵を撃て」が個人的にすごく刺さり、「歌われなかった海賊へ」も面白かったから期待して読んだが、また違ったジャンルである新鮮さと、一気読みしたくなるストーリーの面白さがあった。 戦闘や組織の駆け引きを描くのが得意かと思っていたが、経済やカルトも得意みたい。いずれにせよ、大きなお金を動かす組織のトップの思惑、そしてその思惑に気づく、あるいは気づかないプレイヤーたちを描くのが得意なのかも。本作を通して、投資や詐欺の手口を俯瞰して知ることができ、ある意味学びにもなった。 めっちゃページ数あるし、違う世界線の話が同時進行に進むので、一気に読むのが最適だったと思う。やはり逢坂冬馬のストーリー作りの壮大さはすごい。 - 2026年2月7日
世界99 下村田沙耶香読書日記読み終わった「やばい」という意味ではなく、字面通り「えぐみ」が強すぎる上下巻。 村田沙耶香はどうしてこんな言葉にしてほしくないほどの人間の、そして社会の気持ち悪い部分をありありと書けるのだろう。 いっそ知らない方が楽ではあるだろうが、知らずに生きることも地獄。 ありえない世界設定なはずなのに、さも当然のように描写で、特徴を分かりやすく説明することが少ないので、読んでるこちらが混乱してくる。そんなこともあるかもしれないと思ってしまう、そんなわけないはずなのに。 そして本当にすごいなと思ったのは、ありえない世界設定なはずなのに、どストレートな現代社会の風刺に感じられたことだ。 日本の政治と民主主義が揺らいでいるこの時期に偶然読めたのは幸かもしれない、不幸かもしれない。 フィクションにのめり込みながらも、ずっと頭の片隅にノンフィクションなことを考えて、すごく頭を使う読書体験だった。 - 2026年1月15日
これは、アレだな高橋源一郎気になる - 2026年1月12日
本は人生を生き抜く最強の武器であるコ・ミョンファン,小笠原藤子借りてきた読書日記読み終わった@ 図書館quote P.116 幸運は足し算ではなく、かけ算である 努力 × 幸運 = 結果 努力の部分の数字を大きくする P.159 途中で眠たくなるのは当然だ。 私たちの脳は、本を読むのを嫌がる。普段していなかった行動だから、脳の立場からすると新しい工場を稼働させなければならない。 脳だって働きたくないのは私たちと変わらない。そこでこれ以上読めないように眠気に誘うのだ。 P.167 脳をだます読書法 朝起きていの一番に本を取って五感を使う。 視覚・聴覚 → 声に出して読む P.177 負けてもいいが、逃げてはならない 失敗やできないことはあってもいいが、逃げずに戻る P.191 読書後は思考を整理し、自分のもの にする時間が必要である。内面を豊かに するためだ。このような過程が繰り返される ことで巨人が生まれる。 読書は欲をかかないことが何よりも大切 である。自分の緩やかな成長を噛み締めて、 満足しよう。 P.228 本に出会ったら、本を殺めよ→本を凌駕せよ 自分の思考を支配されるのではなく、本の中の偉大な哲学を、自分の新たな思考の 誕生を助ける材料として使わねばならない。 Best quote 読書は欲をかかないことが何よりも大切である。 感想 著者は読書の目的をインプットに位置づけておらず、むしろ最後は自分に立ち返ることまでを1セットとして捉えているからこそ、読書の量、スピード数を重視せずに済んでいるように思った。そうでなければ、読書の記録をするのは時間がかかるが、その作業に意味があるんだと価値づけしてくれ、時間がかかることや多く本が読めていないことへの後ろめたさが和らぐと思った。 - 2026年1月11日
北欧こじらせ日記 移住決定編週末北欧部chika読み終わったまた読みたい@ 自宅絵柄が可愛くずっとほっこりするし、自然とChikaさんの夢を応援したくなった。 絵柄のゆるさで気づきにくくなっているが、chika さんの多大な努力なしには結果を掴まなかっただろう。 まさに努力×幸運🟰結果、の方程式だった。 個人的には、努力のスタンスが学びになった。 それは短期間での成果を重視しないこと。 夢への準備に向けてしっかり時間をかけている。そして、ひたすらコツコツ続ける。 当たり前ことかもしれないが、努力の成果が見えなくてモチベ下がることがいかに野暮かを、ほんわかした絵とストーリーで教えてくれる。だから自然と心に入ってくる。 また、たくさんの人に自分のやりたいことを話していたと同時に、つらいことや困っていることも話していた。そしてもらった助言を素直に実行して学びに繋げていた。 chikaさんの姿勢がステキすぎて、周りも応援することが楽しかったんじゃないかなと想像した。 とても読みやすく、でもメッセージが至る所に散りばめられていて、自然とモチベを上げてくれる本だった。何度も読み返したい。 素敵だった引用↓ 流れ星を見てすぐに願いを言えるのは、願う準備ができている人だけです - 2025年12月25日
ハプスブルク家12の物語中野京子借りてきた読書日記読み終わったまた読みたいウィーン旅行を機にハプスブルク家の歴史に興味を持って読んだ。 著者の言い回しのおかげで、時代も場所も遠いハプスブルク家の人たちに対して人間味を感じ、想像を掻き立てられながら楽しく読むことができた。 ハプスブルク家の作品はNetflixの「エリザベート」しか観たことなかったけど、あの作品だけでは視点が偏ってしまうことを実感した。 現代の日本に住んでいる私の物差しで理解するのではなく、当時、地理、歴史的背景など相手の物差しを知った上での理解が大切であることを学んだ。 ハプスブルク家の歴史をざっと知るのに適した書籍だど思ったのだ、また読み返したい。 - 2025年10月15日
盤上の向日葵(上)柚月裕子読み終わった上下巻を買っていたものの、長く読んでおらず、でも東京の家に持ってきてたので、「積読を減らそう」とやる気のある内に読んだ。結果としては、率直に「将棋の知識が全くないため、あまり世界線のインパクトを感じることができなかった」というもったいない経験に終わった。最近色々なことに感じるが、「知識があったら面白いだろう」という教養の必要性と、自分の教養のなさを痛感する。いかんせん、盤の動きの描写を全部読み流しているため、「ふ〜ん、今局面にいるのね」くらいしか読み取れない。たとえ命をかけた真剣勝負の場面であっても、「どうやら命を削った対局をしているようだと頭では理解できるけど」くらいの感じで、その状態ではもちろん没入は難しい。柚月裕子なので、殺人的なサスペンスミステリー要素もあったものの、そこがメインではなく、棋師の人生を賭ける様がメインなように感じたので、期待が高かった分「こんな感じか」と呆気なく読書が終わった感じだった。なので、読み始めてから読み終えるまでに、かなり期間がかかった。
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