ren
@ren_grayscale
2026年6月28日
夢を与える
綿矢りさ
読み進めている時から読了に至っても、言葉にならないモヤモヤした重い気持ちが自分を疲れさせた。
小さい頃から親に結ばれた契約を背負い、両親の問題にも悩まされながら、特殊な環境(芸能界)で育ち、いざ自分の人生(恋)を生きれば、これ以上ないかたちのスキャンダルで全てを失って”阿部夕子”は死んでしまう。
ただ、最後のシーンでの夕子の(言葉がちょっと違うかもしれないが)覚悟と潔さが清々しくも感じた。
バッドエンドというよりも、これがリスタートであって欲しいと強く思ってしまった。