
エリン好き
@erin
2026年6月29日
琥珀の夏
辻村深月
読み終わった
2026年6月読了本
ミライの学び舎と呼ばれる場所では、疑問など「問答」で解決するという、理想的な教育をしていたー
だが、それも行き過ぎて、ねじれ、「宗教」なのではと言われ、怪しい団体として、問題視される。
その世界にしかいなかったミカは、ルールを守らない久乃に美しい世界を壊されたことで、こんなこと知りたくなかったという恐怖と憤る。いつもしてはいけないことをしてきた久乃を利用してきたことが本人にばれていたこと、いろいろ重なり、事件が起こる。
「君のミライを守るからね」
と言われたミカだが、ミライの学び舎が本当に守りたかったのは?
「子どもたちは、親の所有物ではなく、社会のなかで育って、社会に送り出す」そう言っていたミライの学び舎、校長(ミカの母)。
だけど、年中、実の子どもを見ず、放置。
楽しいようで楽しくなくて、外に出られない状態になってしまったミカ。偏った守られ方、信じてもらえず、縛られてきたため、自分の子どもとも社会でやっていける自信がなく、向き合えず、宗教第2世みたいなカタチになってしまっていた。
久乃の事件から、友だち法子の力を借りて、ミライの学び舎の全体像が見えて来る。ミライの学び舎を体験してきた人たちの心は、それを機に、モヤモヤしていたものをスッキリさせていく。
しっかりと、親子で向き合いながら、生きていく大切さを感じたお話だった📖
2026.06第4週目読了