"キャッチャー・イン・ザ・ライ" 2026年6月30日

春
@K777_y
2026年6月30日
キャッチャー・イン・ザ・ライ
キャッチャー・イン・ザ・ライ
ジェローム・デーヴィド・サリンジャー,
J.D.サリンジャー,
村上春樹
もう一方の『ライ麦畑でつかまえて』というタイトルのイメージが強かったが、実際読んでみるとこの『The Catcher in the Rye』の方が自分の中ではしっくりきた。 ただずっと主人公がこちらに向けて自分の話をしてくれているわけだが、彼の性格ならもし自伝を書いたとしてそのタイトルはライ麦畑のキャッチャー(=自分)とつけるだろうな、と。 この主人公は周りのあらゆるものにまいっちまっているが、たいして知りもしないような他人がライ麦畑のキャッチャーは実はこれを表していて…など勝手に解釈されることにもまいっちまうんだろうな。 そう思うと私は彼のまいっちまう“そういうもの”をその言葉のまま受け取りたいと思う。 ただ、それを改めて言語化できたホールデン自身の物語もいつか聞いてみたいものである。
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