キャッチャー・イン・ザ・ライペーパーバック・
49件の記録
無重力くらげ@NoGravityJelly2025年10月13日読み終わったまたいつか正直なところ、自分の中でうまく消化できてなくて感想を書けないんだけど、一つ思ったことがある。 物語の最後で主人公のホールデンは精神科にかかっているような描写があるけど、彼は精神病のようには見えないと私は感じた。ホールデンは社会に馴染めていない、馴染んでいくのが嫌でたまらない少年であって、何か精神に異常があるから物語中のような態度をとったわけではないと思う。社会の処世術や資本主義的なところを“インチキ”と言い、そういったものに染まっていない子どもには優しく接する。そして子どもたちを“ライ麦畑のキャッチャー”になって守りたい。本当は自分をキャッチして欲しいのだと思う。作品の中で、ホールデンは何度も知人に電話をかけようとしたり、伝言を残そうとするあたりにそういう所が出ていると感じた。社会の“インチキ”さに疑問を持ち、反抗するだけのホールデンが、精神病のように扱われてしまうところがなんとも世知辛くて、読了後は心にしこりが残った。 それにしても飲み込むのが難しい!あとでもう一度ゆっくり読み直してみようと思う。



無重力くらげ@NoGravityJelly2025年10月11日読んでる半分あたりで読むのをやめようかと思ったほど主人公のことが理解できず戸惑っていたけど、後半に入ったところでだんだんと輪郭が見えてきた。やるせなさとか無力感、社会に対する不信感なんかを感じる。読むのに時間がかかってるけど、この本はじっくり咀嚼しながら読むのが私にとってはいいかもしれない。
- sakura@sakura_042025年7月9日読み終わった学生時代、こんな破滅衝動が少なからずあったなと、懐かしく思う。あの時は、ここを超えたら人生終わるよという大人の声に、なんとか引き留められていたけれど。いつだって、脆い綱の上を歩いているみたいな危うさがあった。



- ここでみ@cocodemi2025年5月11日読み始めた読み終わった主人公がカフェで2人のシスターに出会って気の利いた会話でいい感じに終わりかけたのに間違えてたばこの煙を吹っかけて台無しにしちゃうとこ、なんかリアルだなって思った。シスターの大人の対応とか。
シモン@yansimon071103202025年4月13日読み始めた読み終わった213頁まで読んだ。 途中までは興味深く、懐深く追えていたのだが… ホールデン君の厨二病っぷりに少々食傷気味になる🙄まぁそれでも…タクシードライバーには相手にされず、ラウンジでは酒ではなくコーラを出され、あからさまに陳腐なハニートラップに掛かったりと滑稽みがあって何とか読み進めてはいるが。 最近ねじまき鳥を読破したばかりなので、春樹訳が読み良い◎ほろ苦い青春譚を最後まで見届けます。4/15
ちえY@Chie_Y2025年3月19日読んでる@ DIC川村記念美術館今日DIC川村美術館へ行ってきた。この美しい池にいる白鳥は、移転後どこにいくんだろう? という問いからこの本の二章を思い出したため読み始めw









































