
イシイルカ
@ishiiruka0421
1900年1月1日

猫のお告げは樹の下で (宝島社文庫)
青山美智子
読み終わった
思い込みからの解放。視界が開けるような物語の展開が素敵。
家族という身近な距離感の中での関係の難しさ。年頃の娘とのコミュニケーションなんて無理ゲーと思えたお父さんの頑張り。
徐々に変化する父娘の間の親密な空気に思わず涙してしまった。
ポイントカード、集めていいことが起こることを期待する。
知るべきは目的地ではなく現在地。
アシスタントを応募した漫画家の先生から直接電話がかかってきて激励されるくだり、また泣ける。
ジュリアがチェッカーズ由来だということは、読んでいて最初にすぐ想像したことだったので我が意を得たりというか、当たってなんとなく嬉しくなった。
さりげなく、各章の登場人物たちが関わり合って現れるのがとても良い。
それにしてもいい話ばかりだ。なんというストーリーテラー。
神社とハガキの樹、タラヨウと猫。その樹にもとに集まる7人の悩める人たち。ミクジの示す道標。素晴らしい。


