
にら
@com_pa0
2026年7月1日
ジキルとハイド
R・L・スティーヴンソン,
田口俊樹
読み終わった
図書館本
二重人格がテーマの小説
ドストエフスキー『二重人格』を読んでからこの小説も気になっていた
ほとんど善の理性ある人間から、悪のみの理性のない人格が生まれ、飲まれていく
好奇心から悪へ、快楽へ進んで最後には戻れなくなって後悔していく様が見事
ハイドの、悪の表現には言葉が尽くされており、著者及び訳者の力量がうかがえる
善悪などの極端な二項対立はあまり好まないが、善と悪だけでは語られない人間の部分もよく描かれている
訳者のあとがきにもあったように、最後の手紙が手がかりとなって全容がわかるミステリー小説のような構成は読んでいてワクワクした
