さみ
@futatabi
2025年3月26日

読んでる
1 戦争
それぞれの回答の見出しの一文だけでも、今読めてよかったと感じている。失礼ながら、読みたい本は選んで買わなければいけない状況において、編まれはしても作家ではない同世代の率直な声たちを聞くのは、本を通してであるべきかな?と手にとった一瞬によぎったのだけど、いざ読みはじめてみたら、今まで「聞く機会がなかった」ことが原因で聞いていなかったのだから機会を買える今が聞くタイミングだし、耳を澄ませるためにも自分の物にする必要があったと思わされる本みたい。戦争と政治について都度または一貫して思うことがあっても自分でそれをまとめたり振り返ったりすることはなかったから、近い教育を受けてきたであろう同世代のそれぞれの声のなかに自分がいくつも散らばっているような感覚になる。つなぎ合わせて、読み終わる頃にもう少し芯の太くなった自分の「意見」ではない「主張」ができていたら。
