
もものかんづめ
@momo_no_kanzume
2026年7月2日

はじまりのスープ、夏ゼリー
瀬尾まいこ
読み終わった
プルーフにて読了。
食べることは、生きること。
だから、意識はしなくてもいつの間にか活力になったり、心が楽になったり、ワクワクした気持ちになったり。
主人公は正直で、誰に見せる顔も媚びることなく、偽りのないまっすぐな人間。
そのまっすぐな心が、彼女自身の料理に映し出されて、食べた人の心を奪ったり、気持ちを動かしていく描写が素敵でした。
相手がどんな料理を、どんな味を求めているのか、どうしてその味を求めているのか、相手の箸が止まらなくなるのは、意識的に感じてはいなくても、自分のことを思い馳せてくれたといううれしさもあるのかもしれない。
食べ物が出てくる物語、小説、エッセイ、ドラマや映画など、その部類が大好きなわたしですが、この小説はそんな人にはたまらなく、手に取ってほしい真心が込められた一冊です。
瀬尾さんの温かさと真心がたっぷり込められています。


