

もものかんづめ
@momo_no_kanzume
街の書店で働く書店員です。
たくさん読む時もあったりなかったり。
気ままに記録していきます𓂃
- 2026年7月29日
- 2026年7月28日
春までのセンセイ早見和真読み終わったプルーフにて読了。 まるで自分が中学生の頃に戻ったかのような、そんな瑞々しい彼女たちの会話たちが尊かった。 目に映るものや感じ取ることに敏感で、様々な壁に対して立ち向かう中で、ぶつかったり、素直になれなかったり、他人を羨んだり。人の数だけ、いやそれ以上の感情が渦巻くのが学校という場だったなと自分自身の学生生活を思い返す。 そんな学生生活の中で出会う先生という存在は良くも悪くも重要であったし、わたし個人としても先生との出会いで大きく変われたことがあったのでとても響いた。 先の不安に怯えたり、落ち込んでしまうことが今の生活には沢山あるけれど、「いまを楽しむ努力」こそ欠かしてはならない。 何に喜び、楽しみ、どんな経験によって苦しんできたか、それがその人を作り上げていくのだと、彼女たちが変わっていく様が魅力的でした。 そして先生から教わった「我行我素」という言葉。 クラスにいる人の数だけ、社会にいる人間の数だけ、それぞれの人柄があり、魅力があり、感情もあり、だからこそ人と人がぶつかったり、失敗したりすることも沢山あるけれど、毎日同じ日は訪れない。その日々を愛おしく、大切に生きていきたいとそう思わせてくれる一冊でした。 - 2026年7月8日
また団地のふたり藤野千夜読み終わったこのお話を読んでいる時間は、特別ゆったりと時間が過ぎていくようで、心地よい風が頬を撫でるようなそんなひとときを感じられる読後感。 窪美澄さんの解説もとてもよかった。 団地。幼馴染。近所の喫茶店のホットケーキ。 掘り出し物のアンティークの食器。 暮らし自体は現実の生活と比べてみたら、かなり「理想的」な暮らしではあるけれど、それでもどこか親しみや懐かしさをとても感じて、自分も団地に住む一人であるような気がしてしまう。いや、そうなりたい。 - 2026年7月7日
星野源論つやちゃん,小田部仁,戸部田誠(てれびのスキマ),【編者】小田部仁読み終わった10年以上彼の活動を1ファンとして応援してきた身として、この書籍が発売されると知ったとき、少しの不安があったけれど、全く危惧するようなものではなかった。 なんてったって彼のサイトやイヤーブックに携わる小田部仁が関わっていたから。 それに読めば読むほど、著者である戸部田誠とつやちゃんの論考の切り口が素晴らしかった。 星野源って結局何者…?なんだか色々なところで活躍しているけれど…というふんわりとした、でも確実に星野源ってなんかすごいよね、、というイメージを持つ人々にとって読み応えのある一冊であると思う。 - 2026年7月2日
はじまりのスープ、夏ゼリー瀬尾まいこ読み終わったプルーフにて読了。 食べることは、生きること。 だから、意識はしなくてもいつの間にか活力になったり、心が楽になったり、ワクワクした気持ちになったり。 主人公は正直で、誰に見せる顔も媚びることなく、偽りのないまっすぐな人間。 そのまっすぐな心が、彼女自身の料理に映し出されて、食べた人の心を奪ったり、気持ちを動かしていく描写が素敵でした。 相手がどんな料理を、どんな味を求めているのか、どうしてその味を求めているのか、相手の箸が止まらなくなるのは、意識的に感じてはいなくても、自分のことを思い馳せてくれたといううれしさもあるのかもしれない。 食べ物が出てくる物語、小説、エッセイ、ドラマや映画など、その部類が大好きなわたしですが、この小説はそんな人にはたまらなく、手に取ってほしい真心が込められた一冊です。 瀬尾さんの温かさと真心がたっぷり込められています。 - 2026年6月28日
裸足のゴースト逢崎遊読み終わったゲラを頂いて読了。 “ブラインドマラソンの伴走者”としての物語でもあるけれど、今を生きる人たちが抱えてるモヤモヤや、自分が何者なのか、どう生きていけばいいんだろうと思い悩んでいる人に届けたい作品。 本来なら知らなくてもいいことや、感情を知れるようになってしまった現代で、何にも左右されず無我夢中になれることを格好悪くても見つけようとする主人公のその姿に心打たれます。 止まっていた足がまた動き出すきっかけになります。 暑い夏、何か本を読みたいけど長いのは…という方にも、逢崎さんの作品初めてという方にも是非手に取っていただきたい作品です。 - 2026年6月25日
夜想い住野よる読み終わったプルーフにて読了。 空想。それは現実逃避かもしれない。くだらないことかもしれない。 でもその空想で思い描いたことは自分の新しい一歩へ進むきっかけかもしれない。 「人って死んだら花や星や風になるんだよ。」 花に、星空に、風に、大切な人を感じて想い馳せる時間があったっていいじゃないか。 空想の中に大切な人の未知の時間を思い描いたっていいじゃないか。 それが前に進む光になるなら。 そんな風に優しく肯定してくれている気がします。 大切な人を失ったときの痛み、悲しみ、やるせなさが住野さんの文章によって痛いほど伝わってくる。 それと共にその痛みや悲しさを乗り越えた先の温かな光まで繊細に描かれているのが、これぞ住野よるという感じで最高でした。 - 2026年6月18日
- 2026年6月13日
そして誰もゆとらなくなった朝井リョウ読み終わった - 2026年5月28日
傲慢と善良辻村深月読み終わったプルーフで読ませていただいた6月新刊の発売日を迎える前に読了したかったので📚 どんなに時間が経っても手に取る人が多く、辻村深月を代表する作品である、その理由がよくわかった。 それと同時に、この作品がこんなに売れて、多くの人の心を動かしたのならば、『ファイア・ドーム』はこれ以上のさらなる衝撃を呼ぶことは間違いないと言えます。 - 2026年5月10日
- 2026年5月9日
そいつはほんとに敵なのか碇雪恵読み終わった - 2026年5月8日
人と物24 さくらももこさくらももこ読み終わった - 2026年5月8日
多類婚姻譚凪良ゆう読み終わったプルーフにて読了。 さまざまな形の結婚、婚姻にまつわる5つの物語。 結婚する意味とは。 キャリア、不倫、セクシャリティ、離婚。 5組のカップルが現代に蔓延っているさまざまな課題や対立の中で、何を想うのか、何を選択していくのか。 凪良さんの文章はやはり読みやすく、5組のカップルの出来事を隣で目撃しているかのような感覚で読めました。 恋人同士から結婚するってなんだろう、結婚の形ってなんだろう、幸せになるってなんなんだろう。 人を想うことと、生きることってどうしてこんなにうまくいかないのだろう。 ひとつひとつのお話はそこまで長くないのでとても読みやすく、尚且つ『現代の結婚』というテーマについて、この一冊を読めばよくわかります。 - 2026年5月8日
たぶん、恋しい一穂ミチ読み終わったプルーフにて読了。 誰もがみんな共感できる心情ではなくても、一穂さんの物語は一穂さん自身がが愛を持って描いていることが伝わるぐらい、温もりを感じられる。 目に見えることだけがすべてではない、多くの人にに理解されなくても、共感されなくても、どこかの誰かがその苦しさや嬉しさを包み込んでくれたら。 希望がたくさん詰まった6篇。 - 2026年5月6日
ひらやすみ(10)真造圭伍読み終わった - 2026年5月2日
ラインマーカーズ穂村弘読み終わった - 2026年5月2日
風と共にゆとりぬ朝井リョウ読み終わった - 2026年4月30日
- 2026年4月29日
ディグイット(3)ヨシダ。読み終わった
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