舳野
@henomohe
2026年6月25日
雨月物語
上田秋成,
長島弘明
読み終わった
子どもの時にかなりマイルドにしたのを平凡社の児童古典文学全集で読んでから訳文とコミカライズ版は読んでいる。原文は初めてだがうっすら記憶があるので下の注釈と合わせて読むことができた。
そして、貧富論は子どもの時に読んで一番面白くなかったことも思い出した。
他の話とはちょっと毛色が違うので。
そしていちばんよかったのは吉備津の釜占い。子供向けだと実はお芝居でしたという現実的なおちになっていたけど、ぎゅんぎゅん祟る。
祟られてもしゃあなしだし、むしろやっちゃえ☆状態。
髻だけが残っていたという陰惨さにぞくっとくる。
ネットで盛り上がっていた青頭巾も原本で読んで、食人の激しさと死の静謐さ、さらにあれほどの激しい執着が静まったということの虚しさも感じた。

