花春 "やさしい日本絵画" 2026年7月3日

花春
花春
@haru-tuge
2026年7月3日
やさしい日本絵画
文章がやさしくて読みやすかったり、漫画担当の人が画家の人物相関図を書いてくれてるのだけど「鮭:よく画題になっています!」などコミカルで、かなり頑張って平易な表現で解説し、知識のない一般人が面白く読めるように工夫してくれてるのだろうなあという印象。 飛鳥、奈良時代の法隆寺金剛堂から始まり、おおまかに時代区分しつつ社会の流れと日本絵画への影響、著名な画家と作品を紹介し、昭和の岡本太郎で絵画の紹介が終わる。流れがきれい。 油絵って明治維新以降に発展したんだ!とか、なんかふわっと流れを理解できたような、明日には忘れているような気がする。 注釈が小さ過ぎて読みづらい、見開き構図でありながら注釈は半ページずつ書いてあるし目の動かし方を考えられてない、注釈で「○ページ」とかなり後のページが指定されるのでしっかり読もうとしたらページを飛ばされまくるなどの難点も多く、10ページくらいでいったん「この本やめようかな…」のターンがくる。 …が、「全部を理解しようとするのはやめて、さらっと日本絵画の歴史を流れで追おう。好きな絵をひとつ見つけよう」と、全体を俯瞰する視点に切り替えて読んだら、楽しく読めた。 わたし、絵巻物がたぶんすごく好きなんだろうな〜と思った。「あっこの絵、前に読んだ美術の本にも載ってた!」と印象に残ってるの、絵巻ばかりだった。 源氏物語は嫌いなんだけど、源氏物語絵巻の画法はすごく面白いな〜と思ってるのだよな…。斜めの区切りで不仲や緊張感を表してるの好き。信貴山縁起絵巻とかの縁起絵巻というジャンルも好き…。
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