
yomitaos
@chsy7188
2026年7月3日
ホルモー燦燦
万城目学
読み終わった
@ 自宅
京都生まれ・京都育ちの人間として、「鴨川ホルモー」はもはや後世に伝承すべき物語だと思っている。自分も鴨川デルタでオニを操り、敗北の末に「ホルモォーーーー!」と絶叫した存在しない記憶がある。その完結編を、2026年になってまとまって読めることが嬉しい。
気になっていたことがある。京都でホルモーを経験した大学生たちは必ずしも京都で生涯を終えるわけではない。東京で就職したりもするだろう。となれば、京都外でもホルモーについて語らう機会もあるはず。そういえば、地方でホルモーが行われている可能性はないのか?
あったのだ、「東京ホルモー」が。京都人にとって、東京は地方だからね。京都とは違う形式で行われるホルモー。そこで戦う、本編の後輩にあたる人たち。その人がホルモーと関わっていった結果、行く末が気になっていた本編の登場人物たちと意外な縁を繋ぐ。もうそれだけで、お腹がいっぱいになった。
過度にシリーズ展開していかなかった本作は、きれいに幕を閉じた。これでいいのだ。

