Cmoon "よくできた女" 2026年7月4日

Cmoon
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@thedevil-iknow
2026年7月4日
よくできた女
よくできた女
バーバラ・ピム,
芦津かおり
何度読んでも面白い。 周りから「よくできた女(ひと)」(つまり都合のいいお人好し)の枠にはめられて、厄介事を引き受けたり、他人の世話をするのが当然のように扱われる主人公ミルドレッド。本人もそう扱われている事を重々承知している。でも牧師の娘として生まれ育ったせいか、ついつい人様の事に首を突っ込んでしまったり、厄介事を引き受けてしまう。そんな彼女の視点から語られる物語。そのミルドレッドの語り口がとても小気味良い。ユーモアあり、毒舌あり、時に自分にもツッコミを入れながら、鋭い観察眼で語られていく。 そしてクリスティーナ ロセッティの詩をあんな風に引用するのがまたいい。 小説の最後はこの先どうなるのってめちゃくちゃ気になる所で終わってしまうけど、実は作者のバーバラ ピムは他の作品で彼女のその後に言及していて、an unsuitable attachment を読んでいた時ミルドレッドのその後が分かってほっこりしました。
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