
deepend
@deepend
2026年7月4日

ぼくはいかにしてキリスト教徒になったか
内村鑑三,
河野純治
まだ読んでる
内村鑑三、アメリカに到着。
日本にいる時にはキリスト教国アメリカに特別な敬意を抱いていた内村が、アメリカの現実に触れてその敬いの心を手酷くズタズタにされていく様子が痛ましく感じる。
アメリカ人が間投詞としてみだりに神の名を口にすること、内村鑑三の仲間がスリに遭いアメリカの治安の悪さに慄くこと、そしてとりわけ、白人による苛烈な人種差別が横行していること。
これらすべてが、内村鑑三にどれだけ衝撃と憤りを与えたのかがありありと伝わって来る。
"もしも今日のいわゆるキリスト教国を作ったのがキリスト教だと言うなら、その上に天の永遠の呪いが降りかかればよいのだ! キリスト教国では平和などとうてい見つけられない。あるのは混乱と複雑と精神科病院と刑務所と貧しい家々ばかりだ!"
(p.183)
