
けんたろ
@kentaro
2026年7月5日
くがいの聲
阿泉来堂
読み終わった
因習大好き人間としては、すごく引き込まれた作品でした。
ただ、終盤にゾンビパニックものになってからはちょっとテンションが下がっちゃったかなぁ。個人的にゾンビものってあまり好みじゃないんですよね。一時期、ゾンビもののドラマとか映画を観まくってた時期があって、もうお腹いっぱいっていう感じなので、ゾンビ要素が個人的にハマりませんでした。
ゾンビものが好きな人にはおすすめできると思います。ゾンビの描写とかが恐ろしく描かれていたのは間違いないので。
史也と比留真が正義感に突き動かされ過ぎているような気がしました。君たちがそこまでやってあげる義理はないでしょ、と思うシーンが幾つかあって、少々気になりました。彼らがそう行動しなければならない状況にもうちょっと追い込まれてたら違和感はなかったかなぁと思いました。
神社にキリスト教関連のものが奉納されてあるってあう描写、設定はすごく興味深かったです。敵はキリスト教上で語られる悪魔なので、とにかくキリスト教グッズでなんとかしようっていうのは、村民たちの必死さが伝わってきてなるほどなぁと納得しました。
あと、自分もじいちゃん・ばあちゃんっ子だったので、史也に共感できるシーンは多々ありました。最後の終わり方も切なかったです。
総じて、因習×ゾンビ×エンタメ、という感じで楽しく読むことができました!

