なこ "国宝 下 花道篇" 2026年7月5日

なこ
なこ
@nonbibiri75
2026年7月5日
国宝 下 花道篇
本人の感じる〝幸せ〟と、周りが思う〝幸せ〟が違いすぎる🥲 -------------------- 下巻は俊介の復活から、喜久雄の晩年まで。 濃ゆい😳 波瀾万丈な一代記って、こんなに濃厚な作品になるのですね。 喜久雄と俊介は嫉妬することはあっても基本的に関係が良好だったと思います。相性が良くて、絆が強まっていって、お互いを唯一無二の相手だと感覚的に分かっているよう。なのに、時代が世間がしきたりが状況が、二人とも同時に成功することをなかなか許さない。どっちかが脚光を浴びている時、どっちかが辛酸を舐めている印象です。相手がいてくれて、幸いであり不幸でもあるように見えました。 喜久雄が芸に打ち込み過ぎ芸に愛され過ぎていて、傍目に不幸そうに見えても喜久雄はあまり不幸と感じていないところに複雑な気持ちにさせられること多々でした。読んでて「喜久雄が良くても何か不憫🥲」って思わされちゃうんですよね。 幸せって何か。誰から見た主観か。スッキリしない気持ちが後を引きます。 嗚呼、もう少しだけ時間軸を進めてくれたら…。読者の知りたいことが一つ二つ、それが救いになる気がするんですけど。それだと書き込み過ぎで余韻なくなっちゃいますしね(悩)。 映画と原作、下巻は数カ所の一致以外は本当に別物でした。曽根崎心中推しだったのは、吉沢さん横浜さんが吹き替えなしで演じるからこそ演目を絞ったのかなと勝手に想像。あとは彰子ちゃんとの濡れ場は要らなかったに一票! 映画良かったと思った人は原作押さえるのマストです。 家族への推薦度★★★☆☆ (母や妹にはあまり響かない気もするんだよなぁ)
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