にこまこす "チ。-地球の運動についてー(..." 2026年7月5日

チ。-地球の運動についてー(3)
再読!チ。全体のネタバレを含みます。 気づき、感想など、ざっくばらんに。壁打ち。 思慮深さに比べて幼稚なほどの純粋さ… 後にバデーニさんは12歳の勇敢な少年がいたことを知るけど、フベルトさんについて知ることはない。。 バデーニさんは研究を引き受けようというけど、オクジー君は「見て欲しい書類がある」としか言ってない。 ポトツキに一割…を守りたいと意見するオクジー君、今まで他の人物は異端や地動説と出会い明確に世界が変わる瞬間があったけど、オクジー君は少しずつ変わっていく印象。常に「いつのまにか」歴史の一部になってる。 「地獄の入り口に立ちましたか?」「天界のだ」これ、アニメだと山でするけど、原作では納屋でされたやり取りだったんだね。 「目はどれぐらい効くんだ?」「結構いいです」→回答者…!ここもカットだったね。 ヨレンタさん。手袋を外すときは不安に駆られ守りから抜け出してしまってる感じ。象徴としての手袋。 名前を残せない女性差別、ポーランド史に結びつけるならキュリー夫人に当てはめることができるかも。 コルベさんの「いざって時、退いたら終わりだ。」この言葉がヨレンタさんの最後まで残るの良い。 帰省後のノヴァク父「母さんはもう寝るって」アニメだとカット。ヨレンタさん最後まで父を思うけど、母のお話あまり出てこない。 万が一お前が異端の魔女扱いされたら… このへんのノヴァク父の心情がアニメでなかったのは寂しいが、ノヴァクだとわかるのも結構あとなので、仕方ないかも。 コルベさん男尊女卑えぐいけど、価値観の根底が間違ってるだけで、天文台に連れてってくれる優しい人だと思う。時が違い教育が違えば、彼は変わりそう。 ヨレンタさんとバデーニさんの雑談シーン好き。女性だから…というけど、お互いに研究者でいられる時間だよね。 ピャスト伯、異教徒の神話にも詳しくて、あくまでも学問してきた人なんだなーとなる。ポーランドにはピャスト朝という王朝があったので、名前はそこからとったかも? ヨレンタさんがコルベさんに資料の閲覧を報告するシーンカット、「この世自体を動かしたい」までは何とか言えた。コルベさん笑って終わってしまった。ヨレンタさんの信心深さと頭のキレはお父様譲りかな。 「いざって時に退いたら終わり」の信念でバデーニさんを動かすヨレンタさん、かっこいいよ。 ピャスト伯に交換条件としてオクジー君を提示するバデーニさん、彼の目をどれだけ信用してたか伺える。何でも話してるし。 ピャスト伯も過去の回想から無謀さを大事にしてたことがわかる。 主要人物が地動説や引き継いだものを信仰したように、ピャスト伯も教授や天動説にたいして信仰に通ずる思いがあったのかな。 ピャスト伯がヨレンタさんたち3人に満ちた金星について語る時、バデーニさんだけ「人間にそんな視力は…」という驚き方してるの面白い。 オクジー君はヨレンタさんを全く差別しないけど、それは自分が低い階級だったからかもしれない。 「この世は最低というには魅力的すぎる」ヨレンタさん、一章の異端者を筆頭に、あれ?美しい?を動機に動くの、魂を震わせられる。 荒れ狂う自然や理性のない獣に着目して美しいと言うのは、少しアリストテレスっぽい。それが地球の運動なのだとしたらやっぱり哲学や歴史って本当に面白い。 ピャスト伯が信じなくても「私は真理を知れる」(私は信じる)「不安か?」と語るバデーニさん、かっこいいよ。 ピャスト伯「真理にとって我々は無駄だったかもしれん」「しかし…歴史にとっては無意味ではない」→「不正解は無意味を意味しない」の解説。感動できる。 ヨレンタさんに「無関係を貫け」というバデーニさん、研究のためのように言ってるけど彼女を守る人だと思う。 文字の尊さをオクジー君に教えるヨレンタさん、この2人が時を超えて文通するの、とても感動的。
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