宮波そら
@miyanami
2026年7月5日

後宮書堂の転生司書 本好きの姫は偽りを紐解く
朝田小夏,
雲屋ゆきお
読み終わった
図書館ものとして読んだので、一番気になった部分を。
主人公が後宮の女性たちの居場所になるような図書館にしようと、どうやって利用してもらえるか、寄り添おうと工夫する姿勢がとても良かった。
しかし、人間関係もほとんど築けておらず、この世界の常識も馴染みきっておらず、専門知識のない手伝い1人しかいない状態で、既に体系化された並びを(異文化である)日本十進分類法に基づいた並びに変えるのは、作業量として現実的でない上に、かえって利用者が使いにくい図書館になるのではないだろうか。
そのあたりが主人公の想いとは逆に、押し付けがましい印象になってしまったのが残念だった。