後宮書堂の転生司書 本好きの姫は偽りを紐解く

3件の記録
- 宮波そら@miyanami2026年7月5日読み終わった図書館ものとして読んだので、一番気になった部分を。 主人公が後宮の女性たちの居場所になるような図書館にしようと、どうやって利用してもらえるか、寄り添おうと工夫する姿勢がとても良かった。 しかし、人間関係もほとんど築けておらず、この世界の常識も馴染みきっておらず、専門知識のない手伝い1人しかいない状態で、既に体系化された並びを(異文化である)日本十進分類法に基づいた並びに変えるのは、作業量として現実的でない上に、かえって利用者が使いにくい図書館になるのではないだろうか。 そのあたりが主人公の想いとは逆に、押し付けがましい印象になってしまったのが残念だった。
彼らは読みつづけた@findareading2026年5月15日読み終わった電子書籍*本の中の読書* 《向かうのはカフェを併設した書店で、本を読みながらドリップコーヒーを一杯飲むのが、愛のささやかな贅沢だった。 「こちらの本でよろしかったでしょうか」 「はい。ありがとうございます」 まだ図書館にない最新刊を書店で手にするのは、なんともいえない優越感がある。 微かに感じる本の香りに酔いしれ、いつものようにSサイズのアイスコーヒーを頼むと表紙を広げた。だれも触っていない本は、ときどきページがくっついている。それをめくるのが気持ちいい。友達からもらったブックカバーを本にかければ気分も上がる。》 — 朝田小夏著『後宮書堂の転生司書 本好きの姫は偽りを紐解く』(令和7年10月Kindle版、角川文庫)
