
ふわぱ
@fuwapa
2026年7月19日
鬱病日記
杉田俊介
読み終わった
去年決めた今年の目標である鬱の勉強
専門書より当事者の体験談の方がより理解しやすいため本書はとても参考になるのではないかとおもう。
自分の認識の甘さを痛感する。
この先の人生誰かに寄り添い、力になれることを願う。
印象に残った記録をいくつか下記に記す。
4月2日
夕食の準備をし、家族と食べ、洗い物その他をした。もうそれで今日一日はよしとしてください。
4月7日
鬱病は徹底的に無意味な苦しみと虚無しか与えてくれないのだとしても、それに対峙する精神は、虚無に陥らない生き方、能力主義とは別の価値観、他者を過労に追い詰めない緩さと優しさを学び知ることができるのかもしれない。長い苦痛と大きな対価を支払ってでも。
4月16日
鬱病において、日中の長い時間に何もできることがない、することがないという無為/暇のきつさ。エネルギーの枯渇した地獄。何度も言ってるけど、これだけはなかなか伝わらない。わかってもらえない。脳がとろけて腐っていくような音が聞こえそうな。
5月18日
鬱病になると、時間の流れが異常に早い。時間が積み重なることがないからだろう。日々の苦痛や疲労の中で、時間は消し飛ぶ。時間は虚無の彼方に消え去る。積み重なって経験や意味を構成しない。そこでは苦痛すらも積み重ならないのだ。
5月22日
たとえ重い鬱で、引きこもりで、寝たきりで、一緒に旅行も外出もできず、何も稼げず、何もしてあげられず、負担ばかりかけてしまっても、それでも、この世界からいなくなるよりは、存在し続けていた方が、家族にとってもまだ幸福であると、そう信じられるように、そのために、日々の苦難に耐えていこう。
たとえどんなに惨めで、情けなく、恥ずかしくて、申し訳なくて、済まなくて、男らしくなくて、父親らしくなくて、親らしくなくて、弱くて、ちっぽけで、依存してしまう存在であっても……。
