
橘海月
@amaretto319
2026年7月6日
ひよっこ社労士のヒナコ
水生大海
読み終わった
#ミステリ
単純に社労士、社会保険労務士のお仕事ものとしてもわかりやすくてよいし、様々な会社に纏わる人達の仕事に関する人間模様としてもよかった。
派遣社員から資格をとり労務士となった雛子は、今日も顧問契約企業から色々な相談を受けて…。面白くためになる一冊。
連作短編集としてもよく、特に印象的だったのは「カナリアは唄う」「飾りより、灯りより」「空に星はなく」とやりきれなさが残るものばかりだった。社労士として仕事に一生懸命になればなるほど、相手方の企業からは煙たがられる…法律と正しさだけでは経営が成り立たないもどかしさが詰まっている。一筋縄ではいかないながらも、雛子ができる限り食い下がって労働者にとってよりよい環境をと奮闘する様は好感が持てた。


