
和月
@wanotsuki
2026年7月7日
探偵小石は恋しない
森バジル
読み終わった
完璧に引っかかった!
後半は特に、おみごと、と拍手したくなる本。
違和感のピースをたくさん拾い集めながら読んでいるのに、なかなか真相に辿り着けなくて、最後にはなるほど!と思わせてくれる。
いかに己が確率の高い方で文脈を読んでいるか自覚させられる。伏線はたくさん張られていて、読み返して真相を紐解くところまで二度楽しめる。
キャラクターも良い。
小石と蓮杖の軽快な掛け合いはザ凸凹探偵助手コンビのようで、4章以降の展開含めてすごく好きなバディ。プロローグが何を意味するのか考えながら読み進めていたけれど、その大枠の謎を一旦忘れるくらい章ごとの謎も面白い。
読みやすい文章、個性が際立ち想像しやすい登場人物達、明確に提示された犯行。読者が入り込みやすい舞台設定の中で、想定以上にしっかりとした真相に辿り着く軌跡が、とてもわくわくする読書体験となった。
続編が9月刊行とのことで、本当に楽しみ!






