para_para
@reads_yt
2026年7月8日
読んでる
「天文学の誕生 イスラーム文化がもたらしたもの」の再読、あともう少しで終わりそうです。
1回目よりは2回目のほうがなんとなくで読んでいた部分の拾い直しとかができて理解が進んだ気がします。
「論証」と「弁証」の違いが書いてあったのですが、
・「論証」→幾何学的証明などに使われる議論法で、『公理』を前提とし、そこを出発とした〈厳密〉な議論形態。ただしこれは数学を始めとする理想的な環境や条件での説明にしか使えない。
・「弁証」→論証での説明では(当時では)限界があること=自然現象の説明手法として、『多くの人が納得できる前提=エンドクサ(見解)』を設定し、そこを出発とした自然学や形而上学での議論形態。
・論証⇔弁証
・公理⇔エンドクサ (見解)
という対比関係がある感じなんでしょうかね。
ただ、時代を経てやはり〈厳密〉さがあるほうが強い正当性を主張できる、それはつまり当時の議論において優位に立てるし権力の誇示にも繋がることにもなったので、最終的には論証に重きを置いていった…という流れみたいです。