
ちとせ
@4wsdig
2026年7月9日

眩暈
島田荘司
読み終わった
うおおお冒頭から何十ページもなかなかキッツい陰謀論を読まされて気が狂うかと思った!
食べ物はすべて毒物でコーティングされており輸入食物は入ってきたら青酸ガスで燻され(!?)そのせいで奇形児が生まれまくる世界!
そんな、精神を病んだ人が書いたとしか思えないトンデモ手記の謎を解き明かす話だった。御手洗と恩師が専門用語で延々と会話してるところ、私も石岡くんと一緒にちいかわみたいになっちゃった…ッ。
でもトンデモ手記から事実に繋がりそうなポイントを見つけ出してサリドマイド障害児とインドネシアの皆既日食という結論を導き出す御手洗ってやっぱスゲ〜!
作中での石岡くんの『御手洗の言葉が、私などの予想もしなかった世界を、果てしなく引きずり出していく。それはちょうど、手品師の丸めた拳の中から、いくらでも絹のテープが出てくるのを見るようだった。』ってモノローグ、まさしく私の感想よ…
最後にまた手記リフレインかーい!!と思ったけど、真相がわかってから改めて読み直す手記なかなかおもしろかったので私の負け。手記、おもしろいじゃん…!
それにしてもフロイトにかぶれてた時期のある石岡くん、ロシア幽霊軍艦事件と違って知性があって感動した。
あと、御手洗と二人で現地捜査のためにインドネシア行って愛想のいい現地の女の子に手を振ったらそれは娼婦で、石岡くんはカモだと思われてたってくだりでちょっと笑ってしまった。石岡くん、君ってやつは…
