
たまご
@reading-egg
2026年7月9日
いちばんうつくしい王冠
荻堂顕
読み終わった
すっごいボリューミーだった。
だんだん、主人公たちの置かれている立場が、どういう状況なのか、誰が裏にいるのか、が書かれる前に想像がつくようになる。だけど、ドキドキする。
主軸は想像どおりだったけれど、細かいところに意外な展開があった。
あと、私は主人公の動きで理解できないところがいくつかあった。え、なんでそこでそう動くの?って感じで。
違和感はわりと早いうちからあって、主人公のセリフが、読んで描いていたイメージと合わないことがちょいちょいあった。
私の持ってる性質と、この子の性質が違うからなのだろうか。それとも、似ている部分があるから、自分との差異に違和感があるのだろうか。わからん。
中学生の登場人物が8人いて、それぞれが演じる役があって、交互に出てくるから「この人なんだっけ?何したんだっけ」ってなって、何度か遡って読んだ。
結末も、私はあんまり納得いかなかったなー。え、そうなるの??って思った。話はとても面白く読んだのだけど、感情や行動が「よく分からん」ってなる感じだな。
子どもたちの犯した罪に向き合う話。罪だと分かりやすいものもあれば、相手が傷ついたのならそうだけど一人ひとり違う人間なんだからそれはもうしょうがなくない?って個人的には思うのもあった。
主人公のしたことは確かに褒められたことじゃない。けど、相手も嫌なら嫌って言えばよかったんじゃない?どっちかが100%悪いことではないと思うんだけどな。
