
こむぎ
@Me1234
2026年7月12日
木のぼり男爵
イタロ・カルヴィーノ,
米川良夫
読み終わった
イタリアの話ということだけで読んでみたが、変な(面白い)話だった。
12歳の時に父への反抗から木に登り、降りずに一生を過ごしたコジモの話。
訳のわからん制約を自分に課して生きるというのは、どういうことなのかな? プライド?
木に登って降りないというのは私の感覚としてはあまりにも移動範囲狭すぎに思えてしまうけど、1700年代後半のイタリアでは違うのか?
この頃の12歳の意味とか何かあるのかな。
コジモに関わって読書に目覚めた泥棒と老師は処刑された。宗教と知識を得ることに関連しているのだろうか?(『チ』みたいな)
姉もヴィオーラも無茶苦茶。女性像とはいったいどんなものなのか?
フランス革命、戦争は、「ほとんど説明できない理想」。
さっき川で体を洗っていたフランス生き残りが後から来たロシア兵に殺されてしまうことに何の意味も説明もないように見える。コジモは、加担しているところもあるし、最終的にはただ見ているような。
ヨーロッパの歴史、革命をちゃんとわかっていた方が、きっとよくわかる。
作者は第二次世界大戦後に戦争経験から小説第一作目を書いたらしい。
