
octo
@mothmanoir
2026年7月15日
イサム・ノグチの 空間芸術
松木裕美
読み終わった
著者のフランス語で書かれた博士論文を「一般向け読み物」として書き直した、イサム・ノグチのモノグラフ。とりわけコスモポリタン的に語られがちなノグチの仕事をアメリカ社会との緊張関係から問い直すという試みがなされている。
空間をデザインする、空間彫刻家の先駆としてのノグチは、プロジェクトの公共性の高さからくる(時に世界的な)政治的力学に振り回されながら、さまざまな仕事を世に残した。本書では、その様が丹念な調査に基づいた文章によって丁寧に明らかにされている。


