
すーどん
@Su_Udon
2026年7月15日

読み終わった
「what we want」の続編。前作で登場したゼフェドというウミユリ状の異星人サムライ、通称【平林君】と地球人研究者のファーストコンタクト。
なぜ平林君というあだ名なのか後半で明かされるが、膝を打ってしまった。オキシ作品の醍醐味である理由づけが本作でも輝く。
ゼフェドは海底で獲物が来るのをじっと待つ種族(ベントス)の末裔。対する地球人は回遊する魚(ネクトン)の末裔。しかし平林君は宇宙を回遊する旅に、主人公は海底でじっとしているベントスの研究者に。冒険者は嫌いと宣う主人公だが、ラストで自身も人間からかけ離れた生物にロマンを感じる「冒険者的マインド」をもっていることに、平林君に感化され気づく。
微細な設定とキャラクターの対比が輝く良作。
