セーラ
@sarah_note
2026年7月15日

死神の精度
伊坂幸太郎
読み終わった
数年ぶりに読みたくなって再読。
人の死を見定める仕事をしている死神視点の短篇集を
非人間の感覚だからか、読んでいてなんとなく海外作品を読んでいるような、少し遠い薄ぼんやりとした風景を見ている気分になる。 あまりの雨男なところも。
登場人物たちも、直近に死ぬとこちらはわかっているからか、その人の生き様が見れるようでそれぞれが見ていて面白い。
夏休みの宿題と同じようで、終わりがあるとちゃんと認識していれば計画や実行ができるけれども、自分が死ぬという終わりはいつ来るかもわからないことに対してまるで他人事のように、もしくは日々の忙しさにかまけてその事自体を忘れてしまい、ぼんやりと日々を生きていくのは、たまにはいいかもしれないけれども、それもちょっとどうかなぁと思う自分もいたり。
最後に晴れを見たこと、おばあちゃんと持っていたジャケットの正体にちょっと震えた。
こんな物語だっけ、とすっかり忘れていたので、また数年後に読み返したいと思う。
