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セーラ
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@sarah_note
本やノートや万年筆やらお菓子やらやらが好き。 ミステリー多めの雑食です。
  • 2026年9月21日
    葉桜の季節に君を想うということ
    タイトルと全然違う雰囲気の小説だなぁ、と読み進めていたら最後にちゃんと綺麗に回収してきた。 ただ、最後に明らかになった事実で一気に物語が頭に入ってこなくなっちゃって自分で笑ってる。 トラは後輩の気になる女性から、実はお爺さんが事故死ではなく保険金にかけられて殺されたのではないかと相談を持ちかけられる。 トラは昔の探偵見習いだった経験をもとに、怪しい悪徳商法の会社のことを探り出していく。 わかってからずっと頭をぐるぐるしてる。 腹筋が六つに割れている上にベンチ80を軽いとかいうおよそ70のじいちゃんって、、、亀仙人ですか??? ある意味ものすごい衝撃作品だった。すごい。
  • 2026年9月20日
    硝子の塔の殺人
    硝子の塔の殺人
    なるほどどんでん返し!! 作中でたくさんの実在するミステリーが出ると聞いていたので、ある程度の他ミステリーを読んで挑んだつもりだけども、全然甘かった。 未読作品が20以上あった(のですかさず読みたい本リストに追加した、ミステリ作家のおすすめ本は間違いない) 展開やトリックも面白かったけれど、特に面白いと感じたのはミステリ作品を引用して知ってる人には伝わる会話のやりとりと、事件が解決したと思ってからのページの多さというか展開というか。 ある程度ミステリー作品を読んでからこの作品を読んだ方がよりこの「硝子の塔の殺人」を楽しめると思う。 面白かったー。 引用された作品をまた全部読んだ後にもう一度読もう。
  • 2026年9月19日
    ゴリラ裁判の日
    ゴリラ裁判の日
    とにかくびっくりした小説。 まさかこのタイトルから「人間とは何か」ということについて考えさせられるとは。 パワーのある小説だった、ゴリラだけに。 一貫としてローズの視点だったのもよかった。 序盤はジャングルという環境のせいかゴリラ性が強く教育番組をみているような気分にもなったが、物語が進んで環境が変わっていくうちにローズ自身への見方も変わってくるのを感じながら、裁判ではかなり興奮する展開だった。 私個人として、人間を人間たらしめる要素ってなんだろうと考えた結果、なんとなくだけれども文字とコミュニケーション、かなぁ、とかとか考えてみたり。 こういうの考えるのは個人差でそう。 面白い。
  • 2026年9月18日
    満月珈琲店の星詠み〜本当の願いごと〜
    満月珈琲店第二弾。 今回は自分の内面を深く掘り下げるようなお話。 お金をなんでもチケットと表現することはどこかで聞いたことがあるけれども、星は何かを体験したいと思う人を応援しようとしている、という言葉になる程なと納得してしまった。 これはわかりやすい。 愛由ちゃんがとても可愛いです。 私にもこんな時代がなかったですめちゃくちゃ人見知りで一人で遊ぶのが超得意な子供でした。
  • 2026年9月16日
    名探偵再び
    探偵が家業である時夜翔が入学した女子高には伝説になるほどの名探偵の大叔母がいたらしい。 彼女は宿敵のMとともに滝で命を落としたらしい。 その滝で出会った見覚えのある顔の幽霊。 「その場凌ぎで嘘を重ね、他人に頼るのが私のスタイル」と豪語する主人公が様々な事件に巻き込まれ、自分では解決できないので事件の手がかりを集め滝で推理してもらうつかいパシリ系探偵。 軽いテンポで物語は進むものの、なかなか重い展開もちょこちょこあった。 ところどころでるセリフ、解決に手段を選ばない。 これは令和感。 読んでいて楽しかった。
  • 2026年9月15日
    放課後
    放課後
    東野圭吾さん巡り。 生徒から「マシン」と揶揄される女子高教師の前島は前々から命を狙われていた。 そんな最中、更衣室の密室で生徒指導の教師が服毒死しているのが見つかる。 警察に協力し、事件を捜査中にも他の教師が大勢の生徒の目の前で殺され 途中までは退屈とも思えるほど淡々と事件の捜査や生徒たちとのやりとりが並べられ、しかし終盤一気に思春期特有であろう刹那的な動機に言語化しづらい気持ちにさせられた。 彼女たちにとって最も大切なものは、美しいもの、純粋なもの、嘘のないもの。逆にこれらを奪うものは最も憎むものになります。 この文章が美しくて好き。
  • 2026年9月14日
    そして、バトンは渡された
    幼い頃に母親を亡くし、父親とも海外赴任を機に別れ、継母と過ごすことを選んだ優子。 その後も父親が2度代わり、高校生になった優子は一人づぶやく。「困ったな、全然不幸じゃない」 五人の親から惜しみなく注がれる愛情。 学校の先生が最後に伝える「あなたほど親から愛情を注がれている方はそうそういない」の通り、学校生活に面倒が起きても優子は揺らぐことがない。 それは安心して帰れる家があるからなんだなと読んでいて思いました。 「普通を知らないから、こういうときどうしたらいいのかわからない」がなんだか少し悲しくて尊い。 好みかと言われるとちょっと違うけれども、読んでみてよかったと思う小説でした。
  • 2026年9月13日
    探偵倶楽部
    探偵倶楽部
    東野圭吾巡りの一環として。 昔読んだ記憶はあるのだけれども、すっかり内容を忘れていた。 こんなにも主役たる探偵たちが無表情なことってあるんだ。 被害者の持ち物などで時代を感じることもあるけれど、人々の感情の揺れ動きやらやりとりは昔から変わらないなぁと。 トリックに重きを置かず、登場人物たちがどのように考えなんのために行動するのかにフォーカスが当たってるのが、なんだか東野圭吾作品らしいなぁ、好きって感想。 ただぶっちゃけて言えばインパクトはない。 また忘れそう。 そしてまたまっさらな記憶で読み返ししそう。
  • 2026年9月12日
    爆弾
    爆弾
    正直めっちゃ疲れた! そしてすごく面白かった! スズキタゴサクを名乗る男が居酒屋の店主に暴力を振るったとして警察に勾留され、そしてタゴサクは霊能と称し爆破事件を宣言する。 あまりに化け物じみた様子と真に迫る描写で、ずっと自分自身がタゴサクと相対している気分になってしてしまったのかもしれない。 本当に疲れた!w これは確かに映画化するなら佐藤次郎さんだなとも。 あのネットミームの元ネタこれかぁwってちょっと感動した。 映画見よう。
  • 2026年9月10日
    満月珈琲店の星詠み
    満月珈琲店の星詠み
    悩みを抱える人々の前に、いつの間にか扉を開く満月珈琲店。 星の名前で呼び合う猫の従業員たちが、それぞれのお客様へのおすすめを提供しながら、星詠みで悩み事の解決への助言をしていく。 表紙と巻頭カラーで素敵なイラストを見せてくれる。 もうこれだけで好き。 悩める友達に付き添って占いを聞いているような不思議が感覚をさせてくれる作品でした。 学ぶべき時期に学べないと、後から皺寄せが来る、のセリフにはわかっているつもりではいるけどドキッとする。 気をつけよう。
  • 2026年9月9日
    丕緒の鳥 十二国記
    短編4作からなる十二国記の役人や民に焦点が当たる作品。 どれも恵まれた時代ではなく、苦しく荒れた時代を描いたもので、それぞれの立場の苦悩や葛藤を描いていて、心に刺さるものがあった。 それでも力強く生きていく人々、大体が勇気づけられる終わりだった。 はっきりとここが面白い!とは言えないけれども、またしばらく経ってから読み返したい作品でした。 その時には儀式などの知識を得て、じっくりじっくり時間をかけて読みたい。 きっと史実に基づいた知識があればもっと楽しめる。
  • 2026年9月7日
    52ヘルツのクジラたち
    「このクジラの声はね、誰にも届かないんだよ」 とある事情で田舎に引っ越した主人公。 東京とのギャップに四苦八苦している中でとある少年に出会う。 その少年の服の下には、虐待の跡があった。 虐待、ヤングケアラー、トランスジェンダー、それぞれの問題の苦しみの一端を垣間見た気がしました。 人一人が健全に生きていくって簡単なように見えて難しいのだな、と。 当人たち(原因たち)は何も問題がないこれが正しいと思っているものほど根が深いのも、なんとも言えない。 周波数とはよく言ったもので、助けを発信しても他人が受信してくれなければ手を差し伸べるのが難しく、また助けを受信してもその人自身がまた苦しんでいる場合もあり……。 本当の本当に、私はアンさんと幸せになって欲しかった。 読み終わったあとは、すっきりはしない。 希望も溢れてはいない。 ただ祈る。 とても難しい問題で、ちゃんと向き合うのに勇気がいるこの作品を読めて良かったと思う。
  • 2026年9月5日
    だから捨ててと言ったのに
    だから捨ててと言ったのに
    表題から始まる7〜8頁からなる短篇集。 25人の小説家たちが同じ書き出しから始まるとこんなにも個性豊かな作品たちが生まれるのか!と驚き。 知っている人には限りますが、それぞれの作品に「らしさ」が見えるのもなんだかクリエイティブの凄さを感じました。 好みもあれど読んでいて楽しかった。 それぞれの世界観を飲み込むことから始めなければならないので、長編を読むのよりも時間がかかったし、つかめないまま終わってしまった作品もちょこちょこ……。 こういう作品は本当はもっとゆっくりゆっくり味わいながら読むべきなんだろうなぁ。
  • 2026年9月2日
    ●●にいたる病
    ●●にいたる病
    普段はこういうアンソロジー企画は手を出さないのだけれども、見知った作家さんたちが多数いたので手を出してみた。 せっかく今年「殺戮」を読んだっていうのもある。 結果手を出してみてよかったー! 面白かった! やはりテーマがテーマなので重苦しいものがほとんどだったけれども、それぞれの作品に本家をリスペクトしたであろうどんでん返しが仕込まれていてそれも良かった。 読んでみてわかったのは、やっぱり私はホラーテイストよりもミステリーより?の作品のほうが私の好みかもしれなないということでした。
  • 2026年8月31日
    成瀬は天下を取りにいく
    「島崎、わたしはお笑いの頂点を目指そうと思う」 から始まる変人成瀬が繰り出す青春短編集。 思ってる内容とは少し違ったけれども、読みやすくあっという間に読み終わってしまった。 成瀬も魅力的だが、幼なじみの島崎も素敵なキャラ。 このまま二人でお笑いを目指す方向性なのかなと思ったが、今回の作品ではそれもなく、続編があるらしいので、その時にはどうなっているのかは楽しみ。 お笑いや何かの活動に対する挑戦というより、成瀬という人そのものにフォーカスされていて、もう少し読み進めたら深掘ったところとかを読めるのかなぁ。 巻数が進んでいくうちに時が進み、大人になった成瀬が見れるんだろうか? 見たいような、見なくないような…。
  • 2026年8月30日
    ザリガニの鳴くところ
    ザリガニの鳴くところ
    「ザリガニの鳴くところ」 …人間の手が届かない大自然の奥深く、生き物たちが野生のまま暮らす場所。 沼地の少女と呼ばれるカイアが幼少の頃から家族の別れ、街の人々の偏見、親しくなった相手との裏切りのような別離、殺人事件の容疑などを大自然とともに生きていく姿が描かれている。 カイアの抱える孤独、ひとと繋がるために自分を切り離すという描写が心に残る。 自分が自分らしくいられることの難しさ、カイアが最後までパートナーに詩や貝殻のネックレスをさらけ出せなかったというのが、幸せになったのであろう憶測の中にも切なさを感じた。 鳥や自然の描写がとても優しい作品です。 著者の方が保護関係の仕事もしていたとか。 納得。
  • 2026年8月29日
    クスノキの女神
    番人が板についてきた玲斗の元に、詩集を置いてくれと女子高生がやってくるところから始まる。 また、寝たら記憶をなくしてしまう病を抱える少年とも出会い、彼の描く絵から二人で絵本を作ることになり…。 未来ばかりを見ても幸せになれず、大切なのは今ここだということを改めて教えてくれた本です。 後半になればなるほど切なく、大切にゆっくりと読んでいきました。 言葉にしづらいいろいろな人の優しい気持ちがここにありました。
  • 2026年8月23日
    自由研究には向かない殺人
    自由研究には向かない殺人
    高校生のピップは自由研究を口実に5年前に起きた行方不明事件の真実を調べていく。 当時、犯人とされていた彼がとてもそんなことをしていたとは思えなかったからだ。 しかし操作すればするほど怪しい関係者たちが浮かび、偏見の目に気付き苦しみ、そしてピップ自身も危険な目にあってしまう。 とにかく主人公の熱量が高く、やると決めてからの実行力がすごい。 その様子が向こう見ずな若者らしく好感は持てるものの、人によっては掘り返したくない過去のことを探られたりもするので、危ういな、と、思うのも若者らしさか笑 そう思える私が大人になってしまったのかもしれない。 途中途中で挟まれるレポート方式で要点をまとめ、客観的に物事を見る大切さも見られ、後半のすれ違いを解消するシーンでは学びすら得た気分でした。 続編もあるらしいのでチェックしようと思います。
  • 2026年8月22日
    魔術王事件
    魔術王事件
    図書館でえげつないほど分厚い本があるなって思って手に取りました笑(778ページほど) 人体消失、人体切断、脱出……様々なマジックが宝生家あるいは警察たちを襲う。 読んでいてどことなく感じる昭和臭、だけど読みにくいということは決してなく、トリックは派手だしやることなすこと残虐なことこの上なく、読んでいて「うっ」となる場面もしばしば。 もしかしたら他のシリーズを読めばさらに作品としての理解度が上がるのかな? 名探偵の登場が権力によって遅らされたり事件の理不尽さがあまりにとあまりにもだったり。 漂う金田一少年の事件簿(あれは色々な作品のオマージュばかりだけど)……こういう元となった作品を見つけて読むのは楽しい。 この魔術王事件のさらなる元となる作品はあるのかなぁ。
  • 2026年8月11日
    クスノキの番人
    罪を犯し逮捕されそうになったとき、15年も会うことのなかった叔母が手を回し、仕事もお世話してくれるという。 その仕事はクスノキの管理人をするということだったが、そのクスノキには不思議なチカラがあるという……。 表紙を見てなんとなく想像していたとおり、少し不思議で温かい、人の絆のようなものを感じさせてくれるようなストーリーでした。 ただこの本を読んでいるときに著者の訃報を知り、純粋に楽しみきれなかったかもしれません。 ただ、本と現実とで情緒がぐちゃぐちゃになるのも今しかできないことなので、それもまぁいいかな、とか。 またしばらく落ち着いてから読み直したいな。
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