小説はあまり読みません "AIは人間を殺さない、飼い殺..." 2026年7月16日

AIは人間を殺さない、飼い殺す
【「昔はよかったね」みたいなクソノスタルジーに浸りたいわけではない。】 とのことだがある意味それ未満の内容だった。 気になったので少し調べたが、 この本で出てくる「家畜」という言葉がこの本独特の意味をもたないなら 人類学者E・アイクシュテットが提唱しているだけでなく、人類の「自己家畜化」の話は 古代ギリシャ時代からあるらしい。 なぜ今更「AIに人間は飼い殺されてる。檻に入れられている」 などと主張するのだろうか? それとも著者は、少なくとも大規模言語モデルが普及する前は 自分が家畜でも大衆でも無かったと思っているのか? 終盤に書かれた「補遺」でGeminiに指摘されているように ネトウヨと安倍・高市・百田氏達が嫌いな ダイエット中の50代男性の著者がカロリーを気にして 買っておいた焼き芋を食べずに捨てただけの話を 【「単なるシステムへの服従」を「知的な敗北宣言」】として書いているだけと言えなくもない。 それと、私はダン・アリエリーの書籍やシーナ・アイエンガーの講義の動画を参考に、 以前からこの本で言う【判断するという苦役】を、特に日常のどうでも良い選択で迷った時に 捨てることにしている。 それを悪いことだとは思わないし、勿論AIの存在は関係ない。 それと筆者はAIという鏡に【漂白された私】を見たらしいが 自分自身でAIを使っていると、特にGPTなどはコンテンツポリシーの制限があるせいで 僅かでも政治や人種に関わる話になると証拠もないのに反論や説教を始めてしまう。 だから私がそこを覗いても他人が見切れている感じに時々なってしまうので、 それを鏡だとは全く思えない。 まあ、トクヴィルの「穏やかな専制」の話は面白かった。
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