
bus
@busco
2026年7月7日
満州分村移民と部落差別
エィミー・ツジモト,
エイミー・ツジモト
読み終わった
熊本の部落集落から、満州へ開拓民として移動した人々が強制集団死(いわゆる集団自決)した経緯が生々しく書かれている。
熊本の中では部落差別をうけ、この差別を次世代に持ち越したくないという希望にかけて向かった満州。
そこで、人々は関東軍が満州に元から住んでいた人々を抑圧しえた土地に住むことになる。今まで自分たちが受けていた抑圧を今度は強いる側に立った葛藤。
その中でも現地の人と心を通わせ農業に従事したことも事実。しかし、日本の敗戦とともに抑圧を受けていた現地の人々の多くは日本人の排斥に動く。
そして最終的には集団自決に至るのだけど、たった1人はこの事実を伝えるために生き残った。
こんな過酷な過去を多くの人が知らないことも、自分もその1人だったことも痛みとともに引き受けていかなければいけない。

