ドッグストエフスキー "ある微笑" 2026年7月17日

ある微笑
ある微笑
フランソワーズ・サガン,
Francoise Sagan,
朝吹登水子
情景描写が詩的。倦怠感と絶望感に満ちた空気がよかった。この時代のフランス人ってみんな実存主義的絶望をもってたの? 好きだった文 「一時、私はジューク・ボックスに寄り掛かって、レコードがゆっくりと持ち上がりながら、ちょうど頬のように、ほとんど優しいまでに軸の上に斜めに落ちて載るのを眺めていたのを覚えている。」(p.6] 「私は河畔へ下りると、水面の、波動する、黄色い藻の群を眺め、それから、なめらかな、擦りへらされた、黒い、燕のように素早い小さな石で水切りをした。」(p.7) 「終いに本は床の上に落ち、快楽が私たちの上に、夜が他の人たちの上に降りて来た。」(p.102)
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