
ぱぬ
@OnAkAsuitA_pp
2026年7月19日

夜の光
坂木司
読み終わった
お気に入り
いつから積んでた?というくらい昔からあったこの本、ついに読了!
平成20年に刊行されたと書いてありました。どおりで、制服の気崩し方、LINEではなくメール、スマホではなく携帯電話などなど、節々に感じるたっぷりの平成にもお腹いっぱいのノスタルジーを感じたわけでした。
坂木司さんの本はどれも好きなのですが、平成20年に刊行されたというこの本の中で、ジェンダー観についてもしっかり触れられているのがさすがだなと思いました。性別や年齢による扱われ方の違い、それらを理由に押し付けられる理想、それによって感じる閉塞感。今だからこそよく聞く話だけれど、それこそひっそりと違和感を覚える人達はいたとしても、平成20年代はまだそんなに表立って声高には問題提起されていなかったんじゃないかな?知らんけど。
この本を積まずに、買ってすぐの私が読んだらどう思っただろうか。と、過去の自分に問いかけたくなるなどしました。
4人の部員がいて、それぞれが抱える背景があって。それぞれがそれぞれに抱く色々な思いがあったはずだけど、それが下手な色恋沙汰にならないのが良かった。彼氏や彼女ではなくバディでいることで、永遠に終わりがないように感じられるその距離感。後書きにもあったように、まさしくお互いが「星のような人」なんだろうなという彼らが愛しくて。私も仲間に入れてほしい。星好きだし。
美味しい食べものと優しい謎は相変わらずで、いつもの通りほっこりで大好きです。
