くろみつきなこ "方舟" 2026年7月20日

方舟
方舟
夕木春央
全員が怪しくてみんなを疑いながら読んでいたけど、読了した今、そこじゃなかったと。 まさにどんでん返しだった。 謎解きが終わった段階で腑に落ちない点があったから、このままだとモヤモヤしてしまうと思っていたけどエピローグでしっかり解決できたし、個人的にはどんでん返しと謳っている作品としては嫌いじゃないラストだった。 とはいえ残酷。 スラスラ読み進められるのに重い。読み終えた今も重い。 改めて見返すと犯人の言動って一貫性があるし、サイコパス感はあるものの、ある意味人間味が出ている感じがして、紙一重だなとも思った。 助かる術を二人分用意したり途中の会話から愛されることへの執着だったり飢えみたいなものがあったのかなとも思ったけど、残虐さも感じるから結局掴めない人物でもあった。 これは読んだことある人とネタバレありで色々語り合いたくなる作品だった。
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