
梔子
@asago_404
2026年7月21日
変半身(かわりみ)
村田沙耶香
読み終わった
表題作は、定期的にバズる『ポーポーポーポーポーポー』×∞の話。
伝統やしきたり。自分が生まれ育った土地のものは常識となるし、旅行先などで見る展示品の解説を嘘と思ったりだなんてしない。話を広げてしまえば、自分で本当かどうか確かめること、その術すらなく、地球・人類の歴史も疑わずに、教科書に書いてあるから専門家がそう言っているからそうなのだと信じて私達は生きている。
同著者の『信仰』では信じる=騙されていると言うふうに描いていたがこちらは信じる=何も考えていないこと、そして何も信じず生きるということは無理ということを描いていて共通点も多く感じた。
信じるって、本当になんだろう。
『満潮』の方はちょっと難しかった。
多分、男女の性行為に対し、お互いが持つ使命的なもののプレッシャーから解き放たれるための話……だろうか………。

