
怪奇!?ドーナツの穴食べ放題男!!
@AICE_donutholes
2026年7月21日

堕落論 (角川文庫)
坂口安吾
読み終わった
@ チャーリーズ
堕ちて堕ちて、自身の本性を見出す。汚く希望が無いようにも読めるが、その実人間の底力や希望を感じられる気がする。
生きる上でまとわりつく虚実(特に家庭周りが言葉を変え坂口安吾は指摘している)を剥いで、戦い、生き抜く。人間にはコレができる!とかではなく、コレしかないと坂口安吾は言っているように読める。
本書の構成は坂口安吾自身のエッセイから坂口の思想を紹介するところから始まり、『堕落論』・『続堕落論』で淪落の理論を打ち立ててみせる。『デカダン文学論』から文学論、作家論を展開しながら坂口安吾の生き方を提示する。『大阪の反逆』『教祖の文学』『不良少年とキリスト』で著名作家を批評しながら彼自身の堕落論を描いている。
きっと人間賛歌だろう。虚実を保てず、淪落の果てへ落ち込んだ人間を肯定しうる論拠を提示していると思う。







