
やぎさん
@goat_books
2026年7月21日
若きウェルテルの悩み
ゲーテ
読み終わった
すっごい、名作と言われるだけある
人間ってずっと一緒なんだな
後半の展開よりも前半の比較的正気を保っている時点のウェルテル(≒ゲーテ)の思想に共感するところが多くて、書かれたのが1774年なのを思い出すたびに衝撃走った
「姉計や悪意なんかよりも、誤解や怠惰のほうがよっぽどいざこざの基になるんだね。すくなくとも前の二つのほうがたしかに珍しいんだ。」p7
「ひとの心を左右する自分の力を頼りにしてですね、ひとの内心から湧き上がってくる素朴なよろこびを奪ってしまうなんていう人間は許しがたい。この世のどんな贈り物も、どんな親切も、今いったように暴君によってやきもちまじりの不機嫌のために、だめにされてしまった楽しい自己満足の一瞬間を償うようなことはできないのです」p52