
よいずみ
@reads_1204
2026年7月21日

半分の月がのぼる空3 wishing upon the half-moon
山本ケイジ,
橋本紡
読み終わった
いよいよ手術に臨む里香と、里香の願いを叶えるために奔走する裕一。
学校に連れて行くイベントで裕一の友人の出番が増えたことで、病院外の人間から見た里香のことが描写されているのが嬉しい。
裕一の前ではわがままツンデレ少女なのに、違う人の前では落ち着いた話し方でテンションが全く違う。
普段ツンデレの里香が終始にこにこしていた前半とは打って変わり、里香の容体が急に悪化してからの裕一がかわいそうで、重病人の前で何を言っていいかわからなかったり、手術の成功を祈るしかない無力感は読んでいてしんどくなった。
特に現像を楽しみにしていたカメラのフィルムがしっかり収まっていなかったことで追い打ちがかかるシーンもほんとにつらい。
大きく感情が動きまくる裕一とは対照的に、今まで言ったことがなかった(⁉️)「生きたい」という理由で手術を受けることを決めた里香の心は落ち着いていて、幼い裕一の写真を持って手術に臨むのが健気だ。
「命をかけてきみのものになる」という文章があるページを手術中に裕一に読ませるのも読んでくれるという信頼あってこそで、ちゃんと里香も裕一のことが好きなんだな…………。
手術の結果は4巻に持ち越しだけど、また半分の月が見えるようになったのならきっと大丈夫だ‼️‼️がんばれ裕一‼️‼️