
のそのそ
@nosonoso
2026年7月22日

ひらいて(新潮文庫)
綿矢りさ
読み終わった
感想を言葉にしたくないけれど、何も書かないでおくのも違うくらい、深く入りこんできた作品だった。
数年前に映画版を観て、作品として気に入った記憶はあるけれど、小説を読んだときほどくらわなかったように思う。それは映画版と小説版の細かな違い、きっとあるだろうカットや改変、はたまた映画と小説というメディアの違い、もあるかもしれないけれど、ひとつには映画を見た数年前から小説を読んだ今までの間に自分が味わった感情と、作中で愛(主人公、語り手)のなかに湧いた感情とがとても似ているように感じた部分があったから、かもしれない。
大学の先生が、「チェーホフのおもしろさは歳を取らないとわからない」と言っていたことを思い出した。

