ぴょんはま "朝が来る" 2026年7月24日

朝が来る
朝が来る
辻村深月
不妊治療、特別養子縁組という重いテーマ。 6歳になった朝斗の保育園でのトラブルを通して、母佐都子との信頼関係が描かれた後、子を返してと言ってきた産みの母の登場で、特別養子であることが語られる第1章。 不妊治療の末に縁組に至った長い年月と、生母ひかりがいま警察に追われているらしいことが描かれ、朝斗目線の心配と信頼で終わる第2章。 第3章は、中学生で出産することになったひかりの人生のパート。 そして第4章で2人の母を見つめる朝斗。 子どもの人生の主人公は子ども自身。親たる者は、それを胆に銘じなければなりません。 親がつい子どもを私物化したり、自分の思いを優先してしまう時、子どもには親以外に相談できるしっかりした大人が必要ですね。 ひかりのように傷ついたり遠回りしなくてすむように。
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