
hiroka
@hiroka
2026年7月24日
タスマニア
パオロ・ジョルダーノ,
飯田亮介
読み終わった
春の神保町ブックフェスティバルで購入したやつ、やっと読んだ。
この前に『第七問』を読んだので、なんか繋がりあるかと思ったら、無かった(笑)
現代の不穏な世界に、積極的に何かして立ち向かうでもなく、でも何かしなければという思いがつきまとい、なおかつ不安定な世界に私生活まで侵食されてしまう、普通の私たちを見事に描いた作品だった。
それにしても、20年前にデニス・ボックが『灰の庭』でヒロシマを書いた時は、カナダ作家がヒロシマを書く、と結構話題になっていた気がするのだが、今や『第七問』も『タスマニア』もヒロシマや長崎を当たり前に物語に組み込んでいる。唯一、実際に戦争で使用された原爆については、国籍問わず作家は語らなければならないのだろう。特に、また危うさが増している現代においては。戦争反対。

